いきなり意味不明な企画が始まります！
このページは『Night Breaker（ナイトブレイカー）』というゲームのプレイ日記なのですが、ナイトブレイカーとは何なのかというと、エアクリエイションというサークルのマニヤン先生が昔作ったゲームなのです。制作ツールはプレイステーションの『RPGツクール4』であり、インターネットでも一切公開されていないゲームです。
つまり、マニヤン先生に個人的に遊ばせてもらったゲームのプレイ日記をここに記していこうという企画。
しかもここに載せる文章は、すごーく昔に遊ばせてもらった当時に書いていた日記そのままの文章。ゲーム自体も公開されていないものですが、このプレイ日記も誰かに見せる目的で書いたものではなかったものを掘り出してきてます。しかも手書きの日記！　それをこのページに書き起こしています。

そして……！　始まる前から急展開がありまして、なんと先日マニヤン先生にお会いした際に聞いたところ『RPGツクールVX Ace』でのリメイクが決定したそうです！　おめでとうございます！
そんなことがあろうとなかろうと関係無く、この日記は公開しようと思っていたのですが、まさかのタイミングでのリメイク決定、しかもインターネット配信予定だそうです。今のうちにこのプレイ日記で復習しておきましょうね！　当然ネタバレを含む可能性がありますが、内容はかなり変わる可能性があるそうなので、見ておいてもきっと楽しめると思います。 実際のプレイ日記を始める前にちょっとだけ解説を載せます。
読んでおいたほうが日記に書いてあることの意味が分かると思います。

■パーティーメンバー紹介
アルト … 村に住んでいる主人公。剣士。大陸で行われる大会へ出場する為に旅立つ。
ルーミーさん … 自分の用事にアルトを付き合わせてくる魔法使い。
ヴィルク … 囚人。実はアルトとも顔見知り。
レミング … 王国の神官的な存在で回復魔法を使う。

■その他の登場人物
ハーディアス … グルノーレ王国の騎士団を統率する剣士でありながら、一般人が参加できる大会に出場している。

■用語解説
グルノーレ王国 … 世界有数の大国。
クレセントアロー … ルーミーが追っているお宝。

ではプレイ日記をどうぞ。 いや、もう、アルト最高〜〜！　「こちらこそよろしく」って、今どきあんな礼儀正しい若者はいません！
先が思いやられるお人好しぶりもいかす。そんなアルトに愚痴をこぼしつつもついていくルーミーさん、あなたもなかなかお人好しですね？　ナイスです。それにしても教会の娘さん、「ちょうどよかった」って、人のことなんだと思ってるんだ！？　俺は便利屋じゃねえ！とか心の中で叫んだよ。もしや、アルトのお人好しぶりは海を越えグラノール大陸にまで伝わっているのだろうか？（編注：大陸名を間違って覚えている）
「そ、それは大変だ！」「もちろんさ！」など、さわやかなアルトのセリフにウケたりして今日は終了。

進行状況：ノリンコット教会まで（アルト Lv.13　ルーミー Lv.13）累計プレイ時間 1:14

＜考察＞
ミーヌ南の洞窟のゴブリンの強さ！　たかがゴブリン一匹があんなに強いはずがないぞ！　あれはもしかすると、クレセントアローの力なのでは……
アルトのことは全然知らなかったかのようなルーミーさんだが、あんなお願い事を報酬無しで頼むなんて、アルトの親切さを知っていなければできない！　まさか待ち伏せていたのか……。一人では大陸に渡れなかっただろうし、偶然を装いつつも初めから計画していたのは確実。いったい何者なのか……
「武具大会」とはいかなるものなのか、予想もつかないな。なぜアルトは危険を冒してまで出場しようとしているのだろうか。
どわあ〜〜！　教会の地下にバケモノがあ〜〜！　いったい何？　アレは何！？
そしてよくぞ生きていた神父様！　すごいぜ！　そして教会に戻ると突然人が変わる。白髪になってしまった。老いたね……。
ルビーと地下にあった鎧はありがたくちょうだいしていきますのでよろしく。

進行状況：教会クリア（アルト Lv.15　ルーミー Lv.15）累計プレイ時間 1:41

＜考察＞
神父様はなぜ地下にいたのか？　あのバケモノといい何かとんでもないことが起ころうとしているのか！？　タイトルにある「Night」が関係していそうだ。 グルノーレでヴィルクと出会う。職業「罪人」……。いま罪人レベル3です。レベル10になったら死刑？などと色々想像したり。
そのまま火山へ行くのだが……あれが出場資格取得試験ならはじめからそう言ってください。いつもの流れでわけも分からず火山へ行くことに……。帰り死にかけた。町には意味ありげな話をする人々がいたのでなんとなく期待していたのだが、結局「武具大会」とは単なる無差別決闘大会（？）であることが判明。
で、ハーディアス様最高〜〜！　風来坊的なかっこうで王国騎士団と同列に並んでいるのがすごい。普通に3000ポイント以上のダメージを叩き出すという反則っぷりもよし。
色々あったけど、今回のツッコミポイント：モンスターが襲撃してきたのにはしゃいでいる子供たち！

進行状況：ジジイ村長を仲間にして森へ（アルト Lv.19　ルーミー Lv.19　ヴィルク Lv.18　レミング Lv.20）累計プレイ時間 3:12

＜考察＞
ルーミーはヴィルクに会うためにグルノーレへ向かっていたらしい。が、真意は不明。あいかわらず振り回されているアルト。
どうやらクレセントアローをヴィルクに渡そうとしていたらしいが……。ヴィルクが捕まっていることは知っていたようなので、クレセントアローとヴィルクの“無実の罪”が関係しているのかもしれない。
バグがあったもののなんとか乗り越え異世界へ突入。すごいぜじいさん！
それにしてもいよいよ大変なことになってきたな。
ところでこの世界、地形がおかしいぞ！？　アルタミラ洞窟世界半周以上する長さ。北に抜けて大陸に出たのにその大陸は南にある。あと、異世界の大樹は西にあるって聞いてたのに、どんどん東に行ったら発見できたのだよ。
今回のツッコミポイント：シーフ、暗殺者、って……ヴィルク、転職しても罪人じゃん！　例の事件については無実でもつかまるじゃん！

進行状況：異世界の村長に信用される。次は南西へ（アルト Lv.21　ルーミー Lv.21　ヴィルク Lv.20　レミング Lv.21）累計プレイ時間 4:28

＜考察＞
アサルトライフルなるものを入手。かなりハイテクな武器だが、これが異界の技術かと思ったら異界は自然豊かな感じ。魔族がかなりの技術を持っているのだろうか？
教会の地下にいた化け物は魔族か？　しかし入口から入る大きさではないので、地下に異界ゲートがあると考えられる。それを封印する為に神父様は地下に行ったと考えると説明がつく。いや、単にアレは神父様のペットかもしれん……エサやりに行って逆に食われかけてたとか。 今日はかなりの時間プレイした。おそらくラスダンと思われるとこまで一気に。
村長レベル55でビビった。55って……ヤバイよ。
BGMの使い方が面白かった。
ストーリーの方は段々パターン化してきたなと思ったところでおもしろいイベントが入ったって感じです。
ヴィルクの職業が「極悪人」に！　もう死刑！
今回のツッコミポイント：ウォルター、男かよ！

進行状況：ラストダンジョン？まで（アルト Lv.27　ルーミー Lv.26　ヴィルク Lv.26　レミング Lv.27）累計プレイ時間 7:24

＜考察＞
かつて村長、ウォルター、バリアブルは魔族のリーダー、ダーククルセイドとの戦いに向かったらしい。過去に何があったのか、そして魔族の目的とは何なのか。
元の世界での魔族はかなり凶暴な獣のような存在だった。しかしダーククルセイドはおそらくかなり高度な知性を持っているのだろう。その力で他の魔族をコントロールしており、元の世界ではそのコントロールを離れた魔族は理性を欠くと同時に弱体化するといった感じか。 死ぬわ！　敵強すぎ！
今回のツッコミポイント：魔族の基地に玉座、ベッド、樽、机など場違いなモノが……（編注：RPGツクール4のデフォルトマップによく置いてある意味不明なマップチップ）

進行状況：進まぬ！（アルト Lv.33　ルーミー Lv.32　ヴィルク Lv.32　レミング Lv.33）累計プレイ時間 8:37

＜考察＞
魔族の基地はすごいハイテク。なんなんだこれは？　ここらへんの技術をバリアブルあたりが手に入れ、それをディクトリーさんに提供して例の武器が完成したのかな。 よし、デューイも倒したしあと少し……ってまだ先は長いの！？
こうなったらもう気合！　バリアブルを倒してから一度戻る。そして真バハようやく撃破！
ラスボスへ。
もうアレだ。二刀流（ミスリルソード＋七支刀）＋ため で攻撃ィィ！！ 10000以上のダメージが軽く叩きだせる。最強。
フゥ、なんとか倒したぜ……え？　もう終わりかよ！　エンディング何も無いじゃん！
まさか真のエンディングが他に……（編注：真のエンディングはありません）

進行状況：とりあえずクリア（アルト Lv.41　ルーミー Lv.40　ヴィルク Lv.40　レミング Lv.40）累計プレイ時間 10:32

＜考察＞
なんかいろいろ裏設定がありそうだねえ……
マニヤン先生からいろいろ裏話などを聞いた。
そして隠しダンジョンへ！　死。

進行状況：隠しダンジョン最初のセーブポイントまで
石化すると戦闘無視できるっす（編注：RPGツクール4のヤバい仕様）

進行状況：アースグローリーまで
難しくて進めん。 レベル50到達。二刀流ため居あい抜きで65000ダメージ。そろそろ進めなくなってきたしやめるか。 居合い抜きならけっこう余裕で進めるかも。ためなら七支刀オンリーで63000ダメージ到達。 進行状況：隠しダンジョンラストへ。 ゲームをプレイしていた当時に書いていた日記はここまでになります。その後、隠しダンジョンのボスに何度か挑んで一度も勝てなかった……
そしてこのページを作っている現在、リメイクについて話している時に、マニヤン先生に「隠しダンジョンクリアしてなかったの！？」と驚かれてしまったというのが最近あった面白いこと。 プレイ日記の後半がちょっと手抜き気味ですいません……でもこれが実際に当時書いたものなので。ということで、少し補足的な解説を載せておきます。あまりに記録が手抜きすぎて僕もよく覚えていないところとかもあるけど。

■登場人物
村長 … アルトの師匠でもある村長。若いころは王国最強クラスの戦士だった。
ウォルター … 王国の魔法使いでレミングの師匠だが実は異世界の住人。世界を救う為にアルト達を異世界へ導く。魔女のようなグラフィックだが男性。
ディクトリーさん … 僕が好きなキャラ。武器屋のおじさん。
バリアブル … 一番好きな敵キャラ。作中最強の剣士。かつて異世界に向かった村長はウォルター、バリアブルと共にダーククルセイドと戦ったが敗れ、バリアブルは魔族の配下になってしまった。

ラストダンジョンにはもう1人中ボスがいたはずだけど日記に書いてない……笑
確かもう1人はガイダという名前で、当時の僕の考察（というか妄想？）としては、こいつがバリアブル、デューイという他の中ボスを操っているのではないかと思っていた。

■用語解説
真バハ … 真バハムート（FF5で言う神竜のようなボスモンスター）
アースグローリー … 隠しダンジョンを抜けた先に待っている最後の町。これもストーリー上は詳しく語られないので、当時色々と妄想していた。

あと途中で出てくる「七支刀」という武器について。これは脅威の7回攻撃ができる代わりに攻撃力が下がってしまうという使えない武器なんだけど、攻撃力が上昇するアルトのスキル「ため」でその弱点を補うと最強武器と化します。これは僕が発見した裏技（？）でマニヤン先生は想定してなかったみたいなんだけど、こういう遊びの幅がありつつゲームバランスが崩れていないのは好き。さらに一撃必殺の攻撃を繰り出す「居あい抜き」を組み合わせると凄まじい攻撃力になるんだけど、ゲーム自体が難しいからそれでも簡単にはクリアできないというのがマニヤン先生のゲーム。
他にも『RPGツクール4』に搭載されているシステムはほとんどこの『ナイトブレイカー』に登場するので、なかなか贅沢なゲームでした。
というわけで、ナイトブレイカーは現在リメイク版が制作中です。今回のプレイ日記に書いてある内容が果たしてリメイク版にも通用するのか、それとも大幅に変更されるのか、そんなことも楽しんでもらえたら嬉しいです。
僕もリメイク版の完成が楽しみ。完成したらまたコーナーを作りますね。では！

EA creation / natsuki