written by natsuki





先生は、セタメント孤児院のことを
“家”と呼んでいた。

みんなそう呼んでいたし、
私も、ここにいていいんだと思えた。

なのに……
先生は私の心がここには無いと言う。

私の心はどこにあるのだろう。

(本文より)




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