『戦友』の感想
王の剣についての考察
写真が楽しい
マイキャラ紹介と写真記録集
『戦友』の感想
FF15のDLC『MULTIPLAYER: COMRADES』(以下『戦友』)のコーナーです。ストーリーの都合上、本編のネタバレがあります。

本編発売から約1年後に配信されたマルチプレイDLCでもあり、追加エピソードでもある『戦友』。FF15ファンとしては、本編のストーリーからちゃんとつながるものになっているか不安でもあったけど、ラストにかけての展開以外はほとんど最高!と言えるものだったと思う(エンディングはあまり好きではない)。
そもそも、FF15にマルチプレイ追加コンテンツがあるという情報は最初から明かされていたけど、実際どういう内容なのかはずっと謎だった。その後、映画『KINGSGLAIVE』に登場した「王の剣」がプレイヤーキャラになるという情報が明かされた時点でも微妙に、どういうこと?って感じだったんだけど。結果的に、本編で語られなかった10年間を舞台にしたゲームになったのはかなり驚きでしたね。本編の主人公、ノクティスが知ることのなかった部分は語られないと思っていたから。

『戦友』のストーリーについては……ゲームとしてストーリーらしいパートがあるのはほぼ序盤だけなんだけど、ここは本当によくできていたと思う。FF15のストーリーって、崩壊後の世界が描かれないFF6みたいなものというか、FF6ではラスボスが世界を支配した後、人々がどう生きていくかが描かれていたけど、FF15ではそこを全部飛ばして滅亡寸前の10年後まで一気に時間が飛ぶような流れだった。
だから本編をプレイしただけだと、いきなり世界が滅亡したのかもしれない、とも受け取れるし、10年の間に語られるような出来事があったのかどうかがそもそも謎で。なんなら、そこを描く必要は無いと思っていた。ストーリーとしては、とにかく滅亡したんだということだけ伝わればいいはずだから。それに、結局ノクティスが戻ってくれば世界は救われるのだし、ある意味それまでのことはどうでもいいような気がしていた。つまり10年間何が起こっていたとしても別に関係無いんじゃ?というのが『戦友』をプレイする前の自分の感想。

でも、実際に『戦友』で描かれたストーリーはものすごく納得できるものだった。いつか世界は滅亡する運命にあるけど、そんな中で「王の剣」を中心に人々が戦って、少しでも滅亡を遅らせるために頑張っていたという……世界を復興するための戦いではなく、ノクティスが戻ってくるまでの時間を稼ぐためだけの戦いだということに、ああ、なるほどなあ……っていう。
多分、もう少しノクティスが戻ってくるのが遅かったら人類は絶滅していただろうし、それ以前に、王の剣たちが戦っていなければとっくに絶滅していたのかもしれない。六神にとってはそれでもよかったのだろう、ノクティスさえ戻ってくれば闇は晴らせるから。けれどそうならないように、世界が復活した後にも未来をつなげることができるように王の剣たちは戦っていた。その、結局王の剣たちがいくら頑張っても滅亡を遅らせるだけで直接の復興はできない、ということが『戦友』の中ですごく伝わってくるんだよね。この納得感が本当にすごい。

だからこそエンディングがマイナスポイントに感じた部分で、『戦友』のエンディングでFF15本編につながる必要は無かったのではないかなあ。戦友(王の剣)たちは10年後に時間をつなげるために戦って、そして10年間のどこかで死んでいくのだと思っていたから。そして死んだからこそ、本編ではその存在が語られなかった。けど、上に書いた通り実は戦った意味はあった……というのが一番納得のいく流れだと思うんだけど。
後述するようにこれが「王の剣」の物語であるなら、ここに神々は登場する必要は無かったんじゃないかというのもあるし。

とはいえ、ゲームとしての『戦友』はマルチプレイという都合もあって、ひたすら果てしない戦闘を繰り返すというものなので、エンディングは基本的には気にする必要は無い。マルチプレイらしく、ただただパーティーを組んでモンスターとの戦闘を繰り返し続ける、というシステム自体も10年間のストーリーを表している感じがして納得感がすごいよね。
BGMもそういう、希望はあるけどいつ費えるか分からない、という果てしなさが感じられて好き。
王の剣についての考察
本編で語られなかった10年間が舞台というのも驚きだけど、映画『KINGSGLAIVE』に登場した「王の剣」が登場するというのも驚き、というより実際にプレイするまでは本当に謎だったところ。
そもそも「王の剣」というのはルシス王国の王を通してクリスタルの力を分け与えられた兵士のこと。そのルシス王国も滅亡してクリスタルは奪われ、次代の王であるノクティスもいない10年間に王の剣が登場するとはどういうこと?という。これも実際に『戦友』をプレイして初めて納得できるところだった。

そもそも王の剣というのは、当代の王の力を分け与えられた存在というよりも、歴代王すべての力を分け与えられた存在なのではないかと思う。『KINGSGLAIVE』でも、一度はレギス王が死んだことによって力を失った王の剣だけど、光耀の指輪を手にした主人公ニックスは、レギスも含めて今までに死んでいった歴代王と直接交渉することでもう一度力を与えられた。だから通常時はある意味、王の剣たちと歴代王の間を介するための存在として、光耀の指輪を持った当代王がいるということなのでは。
だから、この『戦友』で王の剣たちがその力を使うことができるのは、もしかしたら『KINGSGLAIVE』の時にニックスが歴代王と直接交渉したからなんじゃないかなあ……
その交渉が生きていたから、当代が不在の10年間も王の剣が力を持つことができた、って考えると……未来の王のために戦う、というニックスの目的にも思っていた以上に意味があったことになるし、熱い展開だなあと思う。神々と王の物語になったFF15本編から、また『KINGSGLAIVE』と同じ、王と人々の物語に戻ってきた、神が不在の10年間。
実際、『戦友』では歴代王の力を使うことができるし、ゲーム中で選択できる武器が『KINGSGLAIVE』で第一魔法障壁として登場した歴代王たちと同じ(鎚とか手裏剣とか)、というのもそういう理由があるからなのでは。敢えてノクティスとは違う武器が採用されているわけだし。

ルシスの兵士、という狭い意味での「王の剣」ではなく、歴代王から力を分け与えられた存在、という意味での「王の剣」が『戦友』のプレイヤーキャラクター。
もちろん広い意味で、未来の王ノクティスのために戦う存在、という意味でもあるけど。
写真が楽しい
FF15本編では写真が趣味の仲間、プロンプトが写真を撮ってくれるシステムがあるけど、この『戦友』でも戦闘中の写真を撮ってもらえて後で見れるというシステムがある。
しかも、『戦友』では自分でキャラメイクしたキャラクターを操作できるので、その自分の写真を撮ってもらえる!というのが地味に嬉しい。このキャラメイクが稀に見るレベルで細かく作り込むことができて、こんなところまでこだわりが行き届いたまさにFF15、という仕様なのだよね。
新聞社「メテオ・パブリッシング」の取材班が戦闘に同行して撮っているという設定なんだけど、混戦気味の戦闘中の写真ばかりなのでうまく撮れているのが少ない、というのが逆にリアル。しかもうまく撮れた写真が少ないことによって、これがまたかえって気になる要素になってくる。

戦闘が終わるたびにメテオ・パブリッシング社長であるビブのもとに駆けつけて、どんな写真が撮れたかすぐに確認。そしてほとんどまともに撮れていない写真ばかりの一覧を眺めるのが楽しいのですよね。たまにはかっこいい写真が撮れてるかな!?と期待するのがギャンブル的なゲーム性があって、駄目でもまたすぐに次のミッションに行きたくなる……
本編でプロンプトが撮ってくれる写真も、時々撮れる面白い写真を期待したりっていう似た要素はあるけど、『戦友』での写真は本当に期待度の低さが絶妙すぎるよね。何度もミッションに向かうことがそんなに苦ではないゲーム性なので、本当にたまのかっこいい写真が撮れるまでチャレンジしちゃう。

というわけで、次のコーナーでは自分の作ったキャラと、うまく撮ってもらえた写真を紹介していきます。
自分で撮影するわけではないからこそ、選ぶセンスが試される『戦友』の写真システム。あまり良くない写真の中からかっこいい写真を選び出す力が求められる……そういう意味ではかなりガチでやってるし自信があるので見ていってください。
マイキャラ紹介と写真記録集

Valentine(ヴァランティーヌ)
出身地:インソムニア

メインで使っているキャラ。インソムニア出身で魔力が高いのに、見た目のかっこよさ重視で槍ばかり使っている。
服もいろいろ選べるけど、『戦友』の世界に一番合うこともあって王の剣の隊服を使うことがいちばん多い。人物の見た目も真面目そうなキャラなので、ストイックに戦いに行くようなイメージで遊んでます。逆にオンラインプレイで他の人のキャラクターを見ると、すごく派手な衣装とか凝った色の人が多くて驚く。

あとずっと眼鏡をかけている。元々目が悪くて、インソムニア襲撃の時に眼鏡を無くしたけど、支給品として眼鏡を取り戻したというイメージですね。

ヴァランティーヌの写真記録: 1


Ida(イーダ)
出身地:オルティシエ

バージョンアップで本編に登場するキャラの衣装も使えるようになった時に作ったキャラ。 普通に作った脇役っぽいマイキャラたちに、FFらしい本編キャラの衣装を着せると似合わない……というかなんか下手なコスプレみたいになってしまう。
なので、最初からFFキャラの衣装を着せる目的で美系キャラを作ろう、と思って作ったのがこの人。地味な印象のヴァランティーヌと差別化する意味で、活発そうなイリスの衣装を着せることだけに特化したキャラクターです。

普通に王の剣らしく、それなりに勇ましい感じとかベテランっぽい感じなんかをイメージしてキャラクリエイトすると一瞬で似合わなくなってしまうイリスの服。なかなか難しいけど、この衣装を使おう!というモチベーションがあると楽しい。
結果的に、主人公っぽくはないけど普通にいる美少女、みたいなイメージになりました。ポイントは目元を明るく見せるためにアイメイクだけでなく、まつ毛をカラーリングしてること。

鬼王の力を借りることで格闘アビリティが使えるので、本編のイリスを真似て格闘メインで使っていきます。

イーダの写真記録: 準備中